時を経ても色あせない、個人的な名曲をご紹介する
このコーナー。梅雨明け真っ盛りの今回は、
「海に行きたい!」という気分にばっちりハマる、
ラテン〜フュージョン〜ジャズ系の
お気に入りをセレクトしたいと思います。
★「He loves you」SEAWIND('76)
70年代に活躍したハワイ出身のフュージョン・バンド、
SEAWINDの1stアルバムより「He loves you」。
かれこれ10数年前、フリーソウル全盛期のころに友人の
DJが作ってくれたミックステープ(カセットテープですよ!)
に入っていた懐かしの曲。けだるい海風が感じられる名曲です。
ピッチを上げると、ダンサブルでさらにいい感じ!
★「Life is like a samba」David Benoit('77)
ジャズ/フュージョン系のピアニスト、デビッド・ベノワ
のデビューアルバムより「Life is like a samba」。
これは本当に好きな曲で、おそらく人生のマイベスト10
に入るだろうと思われます。疾走感ありまくりの爽快なピアノに、
クールでどこか哀愁ただようボーカル。
とくにラストの盛り上がりはハンパない!
涼しげな風が似合う、気持ちよさMAXの名曲です。
★「I love you」Weldon Irvine('76)
こちらも70年代のジャズピアニスト/キーボーディスト、
ウェルドン・アーヴィンのメロウで甘めな「I love you」。
モス・デフやトライブほかヒップホップ勢のサンプリング多々、
“天才”マッドリブもトリビュートアルバムを制作するなど、
あまたの黒人アーティストから偉大なリスペクトを受けている
ウェルドン・アーヴィン。スピリチュアルで黒めな
他のアルバムと違って、こちらの収録アルバム「Sinbad」は
ハッピーで軽やかな仕上がり。
朝〜昼間の海にピッタリ!
★「Young warrior」Madlib Remix of Bobbi Humphrey('04)
2004年にリリースされたブルーノート音源のリミックスコンピ
「Blue Note Revisited」より、マッドリブの手による
ボビ・ハンフリー楽曲のリミックス。ボビ・ハンフリーは
女性ジャズ・フルート奏者で、わたしもレコードを何枚か
持っていてかなり好きなんですが、こちらのリミックスは激ヤバ!
これを聞きながら海辺をドライブ、なんて最高ですよね。
2010年3月14日日曜日
【名盤セレクト】哀愁の90年代R&B、女性編
年月を経ても色あせない、個人的な名盤をご紹介
するこのコーナー(かなり久々ですが復活!)、
今回はアルバム単体ではなく“哀愁の90年代R&B”と
題して、R&Bの黄金期ともいえる90年代の名曲たち
をセレクトしてみたいと思います。
いま30代ぐらいで青春時代にこのへんを聴いていた人
は、懐かしすぎて涙が出ちゃうかも!
個人的にはヒップホップのほうが濃ゆ〜いセレクトが作れる
んですが、熱が入りすぎて止まらなそうなので
今回は女性R&Bオンリーでいきます。
★メアリー・J・ブライジ
「Real Love」('92)
泣く子も黙るクイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル(死語!)。
ストリート感を前面に押し出したサウンドもビデオも
めちゃくちゃカッコ良かった。多作なメアリーJのアルバム
の中でも、このデビューアルバム「What's The 411 ?」
(プロデュースはP・ディディ。リミックス盤も必聴)と、
「Mary」('06)は秀逸。
★SWV
「Weak」('92)
いまこのビデオ見るとファッションが強烈(笑)
SWVは、90年代に大量生産されたガールズグループ
(Xscape、Jade、Totalとかいたなぁ)
の中でも一番好きだった。
特にこの「Weak」を含むデビューアルバム
「It's About Time」は何度聴いたかわからない。
ちょっと不安定なリード・ボーカル、ココのヘタウマな高音
が中毒性ありで、女子受け抜群な1枚。
マイケル・ジャクソンの「Human Nature」
をサンプリングした「Right Here」(テディー・ライリー
によるリミックス)も名曲!
SWVはひそかにアルバム全部持ってます。
★TLC
「Baby Baby Baby」('92)
TLCといえばやっぱりコレ!その後メガヒットアルバム
が何枚か出たけど、このデビュー作「Ain't 2 Proud 2 Beg」
のノリがいちばんTLCっぽい。こちらのプロデュースは
ベビーフェイス&ダラス・オースティン。
あ〜やっぱりいい!
★アリーヤ
「Back & Forth」('94)
「At Your Best」('94)
R・ケリーの秘蔵っ子として15歳で華々しくデビュー
した早熟な歌姫アリーヤ。デビューアルバム
「Age Ain't Nothing But A Number」は捨て曲なしの
大名盤で、当時結婚説まで流れたエロハゲ親父、R・ケリー
のただならぬ愛がスパークしたかのような出来ばえ。
ダウナー系?なムードはいま聴いても素晴らしい。
アイズレー・ブラザーズのカバー「At Your Best」は
切ない系バラードNo.1。
R・ケリーのもとを離れたのち、ティンバランドの
プロデュースで世に送り出したアルバム
「One In A Million」('96)は、あの当時かなり
“早い”サウンドだった。
'01年、飛行機事故により22歳の若さで命を落とすも
アリーヤはいまだに唯一無二の存在。
★モニカ
「Before you walk out of my life」('95)
アリーヤ、ブランディ、モニカとティーン歌姫が
一斉にデビューした時代。モニカはベリーショートが
可愛くて可愛くて。ダラス・オースティンら
プロデュースのデビューアルバム「Miss Thang」
より。
★ブランディ&ワンヤ・モリス
「Brokenhearted」('94)
これはバラードの名曲中の名曲。ボーイズIIメンの
ワンヤとのデュエット。デビューアルバム「Brandy」
ももちろんよかったけど、わたしはアリーヤ派だった
ので思い入れは少ないかも。
★ブラウンストーン
「If You Love Me」('94)
マイケル・ジャクソンのレーベルMJJから
デビューした超実力派の3人組。
鳥肌が立つほどの歌のうまさで、力強いコーラスが
持ち味。先駆者アン・ヴォーグは完璧すぎてあんまり
好きじゃなかったけど、後発のこちらは
ストリート感があってよかった。
★ジャネイ
「Hey Mr.D.J.」('94)
説明不要のクラシック。オシャレ度高めで
クラブでもがんがんかかってた。(まだかかってる?)
ノーティ・バイ・ネイチャーがプロデュースした
デビュー作「Zhane」より。
★フェイス・エヴァンス
「Fallin' In Love」('95)
P・ディディ率いるバッドボーイ・レコードより
亡きノトーリアスBIGの妻でおなじみフェイス・エヴァンス。
メアリーJより“しっとり系”で、
アルバムを通して渋めで大人っぽいデビュー作「Faith」は
かなり好きだった。メアリーに比べて地味な存在だけど、
フェイスはアルバムほぼ全曲を自分で作ってる。
このあと90年代後半にはエリカ・バドゥ、アンジー・ストーン
らが登場してニュークラシック・ソウル(死語!)が
盛り上がっていくわけですが、やっぱり哀愁を感じるのは
90年代前半ですね〜。自分的にもちょうど中学〜高校という
多感な時期だったもので、このへんを聴くと
一気にタイムスリップしてしまいます。
MTVにかじりついてCD屋に買いに行って、、懐かしい!
ついでに甘酸っぱい思い出たちもフラッシュバック!
流行は20年おきに繰り返す、って言いますけど
ということは、2010年代には90年代サウンドが
カムバックするってことでオッケー??
するこのコーナー(かなり久々ですが復活!)、
今回はアルバム単体ではなく“哀愁の90年代R&B”と
題して、R&Bの黄金期ともいえる90年代の名曲たち
をセレクトしてみたいと思います。
いま30代ぐらいで青春時代にこのへんを聴いていた人
は、懐かしすぎて涙が出ちゃうかも!
個人的にはヒップホップのほうが濃ゆ〜いセレクトが作れる
んですが、熱が入りすぎて止まらなそうなので
今回は女性R&Bオンリーでいきます。
★メアリー・J・ブライジ
「Real Love」('92)
泣く子も黙るクイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル(死語!)。
ストリート感を前面に押し出したサウンドもビデオも
めちゃくちゃカッコ良かった。多作なメアリーJのアルバム
の中でも、このデビューアルバム「What's The 411 ?」
(プロデュースはP・ディディ。リミックス盤も必聴)と、
「Mary」('06)は秀逸。
★SWV
「Weak」('92)
いまこのビデオ見るとファッションが強烈(笑)
SWVは、90年代に大量生産されたガールズグループ
(Xscape、Jade、Totalとかいたなぁ)
の中でも一番好きだった。
特にこの「Weak」を含むデビューアルバム
「It's About Time」は何度聴いたかわからない。
ちょっと不安定なリード・ボーカル、ココのヘタウマな高音
が中毒性ありで、女子受け抜群な1枚。
マイケル・ジャクソンの「Human Nature」
をサンプリングした「Right Here」(テディー・ライリー
によるリミックス)も名曲!
SWVはひそかにアルバム全部持ってます。
★TLC
「Baby Baby Baby」('92)
TLCといえばやっぱりコレ!その後メガヒットアルバム
が何枚か出たけど、このデビュー作「Ain't 2 Proud 2 Beg」
のノリがいちばんTLCっぽい。こちらのプロデュースは
ベビーフェイス&ダラス・オースティン。
あ〜やっぱりいい!
★アリーヤ
「Back & Forth」('94)
「At Your Best」('94)
R・ケリーの秘蔵っ子として15歳で華々しくデビュー
した早熟な歌姫アリーヤ。デビューアルバム
「Age Ain't Nothing But A Number」は捨て曲なしの
大名盤で、当時結婚説まで流れたエロハゲ親父、R・ケリー
のただならぬ愛がスパークしたかのような出来ばえ。
ダウナー系?なムードはいま聴いても素晴らしい。
アイズレー・ブラザーズのカバー「At Your Best」は
切ない系バラードNo.1。
R・ケリーのもとを離れたのち、ティンバランドの
プロデュースで世に送り出したアルバム
「One In A Million」('96)は、あの当時かなり
“早い”サウンドだった。
'01年、飛行機事故により22歳の若さで命を落とすも
アリーヤはいまだに唯一無二の存在。
★モニカ
「Before you walk out of my life」('95)
アリーヤ、ブランディ、モニカとティーン歌姫が
一斉にデビューした時代。モニカはベリーショートが
可愛くて可愛くて。ダラス・オースティンら
プロデュースのデビューアルバム「Miss Thang」
より。
★ブランディ&ワンヤ・モリス
「Brokenhearted」('94)
これはバラードの名曲中の名曲。ボーイズIIメンの
ワンヤとのデュエット。デビューアルバム「Brandy」
ももちろんよかったけど、わたしはアリーヤ派だった
ので思い入れは少ないかも。
★ブラウンストーン
「If You Love Me」('94)
マイケル・ジャクソンのレーベルMJJから
デビューした超実力派の3人組。
鳥肌が立つほどの歌のうまさで、力強いコーラスが
持ち味。先駆者アン・ヴォーグは完璧すぎてあんまり
好きじゃなかったけど、後発のこちらは
ストリート感があってよかった。
★ジャネイ
「Hey Mr.D.J.」('94)
説明不要のクラシック。オシャレ度高めで
クラブでもがんがんかかってた。(まだかかってる?)
ノーティ・バイ・ネイチャーがプロデュースした
デビュー作「Zhane」より。
★フェイス・エヴァンス
「Fallin' In Love」('95)
P・ディディ率いるバッドボーイ・レコードより
亡きノトーリアスBIGの妻でおなじみフェイス・エヴァンス。
メアリーJより“しっとり系”で、
アルバムを通して渋めで大人っぽいデビュー作「Faith」は
かなり好きだった。メアリーに比べて地味な存在だけど、
フェイスはアルバムほぼ全曲を自分で作ってる。
このあと90年代後半にはエリカ・バドゥ、アンジー・ストーン
らが登場してニュークラシック・ソウル(死語!)が
盛り上がっていくわけですが、やっぱり哀愁を感じるのは
90年代前半ですね〜。自分的にもちょうど中学〜高校という
多感な時期だったもので、このへんを聴くと
一気にタイムスリップしてしまいます。
MTVにかじりついてCD屋に買いに行って、、懐かしい!
ついでに甘酸っぱい思い出たちもフラッシュバック!
流行は20年おきに繰り返す、って言いますけど
ということは、2010年代には90年代サウンドが
カムバックするってことでオッケー??
2009年11月18日水曜日
【名盤セレクト】第2回「The Koln Concert」

時を経ても色あせない&わたしのライフに欠かせない
音楽たちをご紹介していくこのコーナー。
第2回は、ジャズピアニスト、キース・ジャレットの
伝説的コンサートを録音した「The Koln Concert」です。
1975年、ドイツのケルンにある劇場で行われた
こちらのコンサートはなんと、完全なる“即興”です。
キース本人ですら、同じ音は二度と再現できないと思われる
まさに“一夜の奇跡”なのです。
神が降りているとしか思えないキースの魂のピアノ。
この人のピアノは、音が違うんです。
人間臭さというか、肉と骨と魂というか、そういう
本能的なものをすごく感じます。
理屈でなしに、ヒトのDNAが求めてしまうんです。
この音とメロディを。
太古の昔から流れる大河のような、
力強さと生命力に満ちた1枚です。
ちなみにこのアルバムでは、キースの“うめき声”も堪能できます(笑)。
ん〜〜っ
あぁっ
お〜〜うっ
ひゃひゃ〜ん
といった動物的な声が随所で発せられています。
(とくにヘッドホンで聴くとよく聞こえます)
わたし自身このアルバムは、精神が壊れかかったときの
安定剤でもあります。これを聴くと、とっちらかって
トゲトゲした心がすーっと穏やかになっていくのを感じます。
もうちょっと繊細な音を聴きたいときは、
同じくキースの「The Melody At Night, With You」で
ロマンティック気分に浸ります。
こちらも文句なしにビューティフルな1枚です。
「The Koln Concert」より↓
「The Melody At Night, With You」より↓
2009年10月22日木曜日
【名盤セレクト】第1回「Who is this bitch, anyway?」

時が経つにつれて、聴かなくなる音楽ってありますよね。
きゃああ、、こんなの聴いちゃってたのね、恥ずかしいぃ。。みたいな。
その一方で、流行に左右されず、いつ聴いても素晴らしい
マスターピースっていうのも存在するものです。
個人的に、おそらく“永遠のマイベスト”に入るであろうという
音楽をこれから少しづつ紹介していきたいと思います。
第1回は、偉大なるジャズ・シンガー、マリーナ・ショウが1974年に
ブルーノートに残した大傑作「Who is this bitch, anyway?」です。
本人いわく、このアルバムは
「ラブ・ソングのアルバムよ」
とのことですが、まさにその通り。
わたし自身、ラブモードに突入すると必ずといっていいほど
ipodでこのアルバムをプレイすることになります。
それはあまりにも無意識で、これをプレイしてはじめて
「ああ、いま恋してるのね」と実感するという、
いわば“踏み絵”的な存在でもあります。
わたしがこのアルバムを初めて聴いたのは、大学生のころ。
当時のバイト先にいたジャズ好きのお姉さんに薦められて
聴いてみたところ、えらく気に入ってしまい
何度聴いたかわからないほど聴き込んだアルバムです。
(最近はめっきり少なくなりましたが)
デヴィッド・T・ウォーカーのギター、
チャック・レイニーのベース、
ハーヴィー・メイソンのドラム、と
バックのメンツも素晴らしい。
そして何よりも、マリーナ・ショウの淡々としつつも
泥臭い、ソウルフルなボーカルが女心を揺さぶります。
ラブモード全開のときに聴きたくなるのは
「Feel like makin' love」
「You taught me how to speak in love」
「You been away too long」
あたりのバラードです。
ジャケとタイトルの秀逸さはさることながら、
アルバム全体を通して捨て曲がないっていうのは重要。
それから個人的には、“映像が見える”音楽っていうのが
決め手だったりします。
これはもちろん、見えますよ。
いろんな映像が。
youtubeで見つけた「Feel like makin' love」
バックの映像はいかがなものかと思いますが。。
比べてみてください。
この曲のオリジナルはロバータ・フラック。
D'angeloのバージョン。いま彼なにしてるんだろう。。
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