2010年1月17日日曜日

サンドラ・ブロック、オスカーに一手


アカデミー賞の重要前哨戦、放送映画批評家協会賞が
1/16に発表され、サンドラ・ブロックとメリル・ストリープが
主演女優賞を同時受賞。ステージ上で熱いキスを交わした。

これまで主要アワードの受賞経験のないサンドラが、
オスカーへの初ノミネートにまた一歩近づいた。
サンドラは、今週末発表となるゴールデン・グローブ賞でも
ドラマ部門とコメディ部門でWノミネートを
果たしており、ここへきてキャリアが一気に花開いた形だ。


「40歳を過ぎると仕事がない」といわれるハリウッドで
ドラマもコメディもこなし、商業的な成功も収めている
サンドラ・ブロック(45歳)。
放送映画批評家協会賞での受賞作となった感動ドラマ
「ザ・ブラインド・サイド(原題)」は、
トップ女優単独の出演作で興行収入2億ドル超えを
果たした初の作品であり、この数字はジュリア・ロバーツ、
メリル・ストリープ、アンジェリーナ・ジョリーすら
成し遂げていない快挙なのである。
ジョニデやブラピ、ジョージ・クルーニーというスター俳優を
抑えて、2009年“最も稼げるハリウッドスター”第1位
に選ばれたサンドラ。その実力と映画業界への貢献度を考えれば、
今年のアカデミー賞受賞にも異論はないはずだ。
アカデミー賞ノミネート15回、うち受賞2回という
大女優メリル・ストリープの実力は誰しもが認める
ところ。今年は“未冠”のサンドラにその栄誉を
譲ってほしい。サンドラの功績はオスカーに値するのだから。

ちなみに、放送映画批評家協会賞はアカデミー賞の
ゆくえを占う“最重要”前哨戦として知られており、
今年の作品賞はキャサリン・ビグロー監督の
「ハート・ロッカー」が受賞。
現時点で、アカデミー賞作品賞の有力候補は
「ハート・ロッカー」「マイレージ、マイライフ」
「プレシャス」「イングロリアス・バスターズ」、
大穴で「アバター」あたりに絞られたといえる。
今週末発表となるゴールデン・グローブ賞にも
大いに注目したい。

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